「月命日20回目」
乳腺腫瘍で虹の橋に渡ったあみについて書かせてもらってます。
もし気になった方は左のカテゴリの『あみ』から過去の記事を
確認することができます。
あみと出会うきっかけになった、親友の『あみちゃん』に連絡をした。
「自分で考えなきゃいけないってわかってるのに、もうどうしていいかわからなくて・・・」
と言うと、
「また手術する気?お願いっ、もうやめてあげてっ!!」

ごめん。
手術した日、ママはお見舞いに行って
「あみっ」と声をかけると
震える足で、ゆっくり、ゆっくりママに向かって歩いて近づいて来てくれたね。
その時、約束したね。
もう、二度と手術はしない、と。
もう、二度と離れ離れになるようなことはしない、と。

今度こそ根こそぎ腫瘍を取ってもらえれば・・・って。
そう考えてしまったの。

『自壊』と言って身体の表面に
腫瘍が突き出し、えぐれてくる。
以前同じ病気だった子の『自壊』の様子を見せてもらったことがある。
思わず、クチに手をあて、目を背けてしまったほどだった。
そうなってからの手術は厳しいものになる。

抗がん剤投与後の手術はできない。
次の抗がん剤投与の予定日は
2008年8月23日。
それまでに、答えを出さなくちゃいけない。

乳腺ごと摘出する。
人で言うと、肩から太ももの付け根まで・・・
自分の肩から太ももの付け根までを
何度もなぞってみた。
ここから、ここまで。
ここから、ここまで。。。。。。
あみ、こわかったよね。
あみ、痛かったよね。
手術を選択しなかった場合、私はあみの命を諦めるということになるんだろうか?
本当に、手術するか、しないかの選択しかないんだろうか・・・
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2010.08.08 (Sun) 08:05